脇本勇希が強敵撃破へ挑む ~松戸競輪~

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脇本勇希
決勝戦も力を出し切る
気持ちを強く持って挑む

 松戸競輪ナイターF1は、9月13日(金)に最終日を迎える。S級決勝戦12レースは、新田祐大と、脇本勇希(福井・115期)の二分戦。準決で好走を披露した脇本が、新田に挑む。

 脇本は、前回の地元戦を完全V。落車からの復帰戦だったが、3日間番手戦で勝ち切った。ただ、今節は初日に地元を付けて失敗。その後は「最悪。全く力が入らなかった」と意気消沈していた。だが、準決勝は、残り2周から一気のカマシ先行。西村光太の援護を受けて、2着で決勝進出を決めた。

 「坂本(紘規)さんが切ったし、吉田(有希)君がバックを踏んで出させた感じだった。そこを逃さずに行けて良かった。もう、昨日の失敗があったし、今日は西村さんが勝ってくれればいいと思って思いっきりいった。できるだけバックから、直線まで持つようなペースで行ったけど、バックで大タレ。でも、西村さんが振ってくれてるのが見えたんで、なんとか踏み切らないとって。まさが、今回のデキで決勝に行けるとは思わなかった」

 決勝は、新田祐大との二分戦。「準決みたいな気持ちでいくだけですね」と、胸を借りるつもりで全力を出し切る。

熊谷洋祐記者

2024年9月12日 21時53分

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