開設74周年記念「九十九島賞争奪戦」が開幕 ~佐世保競輪場~

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山崎賢人
ケイリン世界王者が地元で躍動だ
山崎賢人は4年ぶりに参戦

 12月19日から佐世保競輪開設74周年記念「九十九島賞争奪戦」が開幕する。昨年覇者の荒井崇博を筆頭に、地元の長崎勢は8名が参戦。山崎賢人は2020年以来、4年ぶりに地元記念に出場する。

 山崎は今年の世界選手権のケイリンで日本勢として37年ぶりに金メダルを獲得の偉業を達成。長年、ナショナルチームで活動をしてきた結果が実り、今回は地元記念初優勝に向けての挑戦が始まる。「4年ぶりになるので、気持ちは入っている。みんなでしっかりと決勝に乗って、そこから頑張りたい」と、スタートラインは決勝戦に定める。
 
 「来年はネイションズカップを走って、その後が世界選っていう形になると思いますけど、日本の競輪は普通に走ります。競技の大会に行きながらという形ですね」と、今年よりも競技と競輪の二刀流の密度が高まってくる。ケイリン世界王者としては、結果も求められる立場。今回の地元戦での走りに注目したい。

 荒井崇博は故郷の長崎に移籍一年目で大会を制覇。今回は競走得点トップでシリーズリーダーとして参戦。「デキは分からんけど、戦わなきゃいけないし、勝ちに来た」と狙うは大会連覇のみ。「(練習は)いつも通りやってきたし、あとは(山崎)賢人と、他の九州勢の仕上がり次第」と、分厚い戦力を誇る九州勢を束ねて結果を出す構えだ。

小山裕哉記者

2024年12月18日 17時15分

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