菊地圭がアクシデント乗り越え白星発進 ~川崎競輪~

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菊地圭
再度ライン決着を目指す
再発走にも落ち着いて対処

 川崎競輪ミッドナイトF2は、1月20日(月)に初日が行われた。A級1、2班8レースは、菊地圭(123期・宮城)が地元を引き連れて快勝。再発走のハプニングを乗り越えて、白星スタートを決めた。

 発走直後に、久保光司のハンドルがズレるアクシデントが発生。久保がすぐさま手を挙げて、レースは再発走となった。思わぬハプニングにも、人気を背負った菊地は落ち着いていた。一旦突っ張ってから、一車でカマしてきた久保を受け、番手から抜け出して地元の三住博昭とワンツーを決めてみせた。

 「(再発走は)結構びっくりしました。一発目のスタートで結構思いっきり出て、脚を使っちゃったんですよ。前が取れたと思ったら、誘導が退避しだして、何事かと思った。でも、自分も一回再発走をやっちゃったことがあるんです。なので、すぐに気持ちを切り替えられて、一回目のスタートはリハーサルだと思って、気楽に走れました。いつもだったら、一車で来ても突っ張ってるけど、後ろが付きやすいようにと思って出させました。(番手にハマってから)本当はもっと早く仕掛けられたら良いんですけど、結果(ラインの)3人で決まったんで良かった」

 これで予選は4連勝と、成績は右肩上がり。準決は、仕事に定評のある田中晴基が番手となり、頼もしい限りだ。再度、落ち着いた運行で、ライン決着を目指す。

熊谷洋祐記者

2025年1月21日 00時44分

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