眞杉匠が9連勝して特別昇級‼ ~別府競輪場~

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眞杉匠
アクシデントを逃がれる“強運”もあり特別昇級
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練習仲間で最大のライバル? 眞杉(左)と坂井洋(右)

 眞杉匠(栃木・113期)が、特別昇級に成功した。
福井(FⅡ)10月31日-11月2日、取手(FⅠ)11月9日-11日、別府(FⅡ)11月16日-18日の3場所を3連続で完全優勝。
 特別昇級を決めた別府決勝では人気に推されてはいたが、九州勢は伊藤楓馬(沖縄・115期)-大西貴晃(大分・101期)-中村圭志(熊本・86期)と強力布陣を敷いていた。
先に押さえた眞杉を、伊藤が打鐘から一気に反撃をかけて最終ホームストレッチで叩き切った。しかしけん制を受けた大西は遅れて、眞杉が番手に入り最終2コーナー過ぎからすかさずまくり返す。眞杉後位に切り替えていた大西だが焦りもあったか、最終3コーナーでまくる眞杉と逃げる伊藤の中へ車を差し込んでしまい、大西と伊藤で接触して両名が落車。なんとか落車を避けた眞杉が立て直してVゴール。前団に大きく遅れていた中村は自らまくり気味に踏み上げたが、1車身と2分の1差届かなかった。
 特別昇級したのは、10月27日に大宮競輪場で決めた坂井洋(栃木・115期)以来となる。


 

久保ひとみ記者

2019年11月19日 11時19分

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