平原康多が大会8Vを達成 ~大宮競輪場~

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平原康多
優勝トロフィーを手に写真撮影に応える
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1番車の平原康多がハンドルを投げる
地元記念を完全Vで締める

 大宮競輪場で開催された東日本発祥72周年「 倉茂記念杯」は1月17日の最終日に決勝戦が行われ、地元のS班、平原康多(埼玉・87期)が大会を連覇。8度目となる地元記念優勝を達成した。
 
レースは、打鐘前から上昇した鈴木庸之(新潟・92期)を岩本俊介(千葉・94期)が切ると、打鐘4角で森田優弥(埼玉・113期)が一気に叩いて先制。後方から清水裕友(山口・105期)が鋭いスピードでまくってくるが、平原はこれに合わせて3角から番手まくり。追走する佐藤慎太郎(福島・78期)を振り切った。平原は今年初戦の立川に続いて記念を連覇。今年ここまでの連対率は100%と2021年のロケットスタートを決めた。

 「作戦は前の方からだったのでスタートで出ました。仕掛ける所とかそんなに考えていなかったし、森田(優弥)に任せていました。(森田は)ヨコの動きも巧いし全面的に信頼していました。彼は『競輪』をしてくれる選手だし、『競輪選手』という感じですね。簡単にいかれないスピードだと思ったんですけど清水(裕友)は違いましたね。判断を躊躇すると良かったり悪かったりするので、踏ませてもらいました。(連覇で8度目の当所記念制覇だが)何回とったかも覚えてないですし、今のレースを精一杯走るだけなので。年末にワッキーと走って、考えさせられる部分や見つかったこともあるしそれがいい方向に出ている。次の開催までやっと空くので、気持ちを一度オフにして全日本選抜に向けて調子を上げていきたいです」

木村貴宏記者

2021年1月17日 17時30分

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