高木真備が上がりタイムの新記録を樹立 ~名古屋競輪場~

photo-23818
高木真備
最終日の決勝戦で2場所連続の完全優勝を狙う
圧巻のまくりで上がり11秒3の驚異的なタイム

 名古屋競輪F1シリーズ2日目の2月2日、7レースのガールズケイリン予選2で高木真備(東京・106期)がまくりを決めて1着。日本人女子選手では最速となる上がり11秒3のタイム(400バンク)を叩き出した。

 レースは太田美穂(三重・112期)が最終ホームで布居光(和歌山・118期)を叩いて主導権を握り、そのまま2番手以下を引き離す。立ち遅れて5番手となった高木だが、2コーナーから抜群のスピードでまくり上げると、懸命に粘る太田をゴール寸前でとらえて圧倒的な人気に応えた。

 外国人女子選手を含めたこれまでの400バンクのレコードはステファニー・モートン(オーストラリア)が2017年9月21日に松山競輪場で11秒2の上がりタイムを記録している。

笠原裕明記者

2021年2月2日 19時55分

開催情報

ページトップへ