ダービー王・松浦悠士が参戦 ~函館競輪場~

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松浦悠士
ダービーチャンピオンジャージを見られるのも今シリーズまで!?
 思い出の地で躍動

 函館競輪開設71周年記念『五稜郭杯争奪戦』が明日の15(土)から開幕。

 第75回日本選手権競輪を制したばかりの松浦悠士(広島・98期)はダービーのチャンピオンジャージで報道陣の前に現れた。「少しゆっくりしたので、練習はガッツリとはやっていないですね。ダービーが終わってからは、精神的に解放されてリラックスできた。今回だけはチャンピオンジャージを着ようかな」。函館競輪場は「3年前の記念最終日に、三谷(竜生)さん、村上(義弘)さんと走って1着を取ることができて、上位で戦える手応えを感じた場所。思い入れもあるし、記憶に残るバンク」と、特別な場所であることを語ってくれた。3年の時を経て、3つのタイトルを手にした松浦がシリーズの中心になることは間違いない。

 今後の目標については「グランプリもだけど、グランドスラムも目指している。あとは全日本選抜、この後に行われる高松宮記念杯、寬仁親王牌ですね。特に親王牌は、前橋でやらない時にとっておきたい。前橋のドームは昨年、脇本さんがあの強さでしたからね」と、今年は弥彦競輪場で行われる親王牌を早くも見据えていた。

小山裕哉記者

2021年5月14日 17時15分

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