特班シリーズに挑む ~取手競輪場~

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北井佑季
初日から持ち味全開の走りで1着を目指す
徹底先行のスタイルで臨む

 16日(木)から取手競輪F2ガールズが開幕する。チャレンジ5Rに出走する北井佑季(神奈川・119期)は今節で完全優勝を飾れば3場所連続完全優勝での特別昇班となる。
 
 北井は直近12場所のバック本数は30本、逃げ切りの決まり手が25本と、徹底先行で売り出し中。前回の12月別府の決勝も同期を相手に突っ張り先行で押し切りと、そのスタイルはぶれない。
 「前回の決勝は勝手に体が反応して突っ張りました。そこから中3日ですけど、しっかり練習してきました。疲れはないですよ。取手は夏に走って軽くて走りやすかったんですけど、冬場は違うと思うし、前検日の指定練習でしっかり感触を確かめたいですね。常に全レース自力を出して、積極的に長い距離を踏む事を意識しています。特班もあまり意識せずに、しっかりいつも通りの競走をして結果が付いてくればいいと思っています。それに初日は二分戦で先輩方が2人付いて下さる。ラインで決める事を意識して走ります」
 結果だけを求めて小さい競走をすることは決してしない。スケールの大きな競走で、まずは1勝をつかみ取る。

熊谷洋祐記者

2021年12月15日 16時43分

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