平原康多が30回目の記念制覇! ~武雄競輪場~

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平原康多
賞金ボードを手に持ち写真撮影に応える
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平原康多
3番車の平原康多が1着でゴール線を駆け抜ける
次走は日本選手権競輪の大一番

 開設72周年記念たけお競輪「大楠賞争奪戦」GⅢは最終日を終えて、平原康多(埼玉・87期)が今年3度目の記念優勝を飾り、通算30回目の記念制覇を達成した。

 レース終了後、平原は取材陣のインタビューで「(吉田)拓矢の行けるタイミングでと思っていました。バックで横に(佐藤)慎太郎さんがいたので、隙をみせられなかったですね。(吉田拓矢が)行き切れるか見ていて、タレてから踏んだので届かないかなと思いました。落車がなかったら分からなかったですね。二人背負っていたし、どっかでは踏まないととは思っていたんですけど。今回は優勝できるとは思っていなかったですね」とレースを振り返る。

 平原は2006年の別府で記念を初優勝し、これで通算30回目の記念制覇となったが「あんまし過去は振り返らないので、いつも記者さんに言われて分かるぐらい。一戦ごとに一生懸命やっているだけなので」と常に前を見続け進化を続けている。

 次走はいわき平競輪場で行われる日本選手権競輪(5月3日~8日)を控えるが「今回は4日間厳しい戦いだったんですけど、実戦でしか得られないものがあった。すぐに日本選手権がありますし、気持ちを更に上げていければ」と大一番へモチベーションを切らさず、更なるパフォーマンスでダービーを沸かせてくれるだろう。

及位然斗記者

2022年4月26日 18時08分

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