初日特選は成田和也の強襲劇 ~四日市競輪場~

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成田和也
レース終了後、写真撮影に応じる
シリーズリーダーの守澤太志はハンドル投げで2着に敗れる

 4月1日から四日市競輪場でベイサイドナイトドリーム大阪・関西万博協賛競輪(GⅢ)が開催されている。今シリーズを占う初日特選は、新山響平(青森・107期)が皿屋豊(三重・111期)の巻き返しを許さず主導権をつかみ、抜け出す守澤太志(秋田・96期)の後ろから成田和也(福島・88期)が差し脚を伸ばして1着スタートを決めた。

 確かなコース取りでいぶし銀の走りを見せた成田は「新山(響平)がしっかりとレースをつくって、守澤も仕事をしてくれた。自分はまずは3番手の仕事をしてと思ってました。ペースが上がってからも、自分なりに脚をためられたし、あのコースしかなかったですね」とレースを振り返る。

 人気を背負った守澤は成田の強襲に屈して「成田さんも強いけど、抜かれてはダメですね。(感触は)良くはないですね。自転車ではなくて、体の方ほうです。(新山)響平は若干、オーバーペースかなっていうのはありました。でも、全部、やってくれた」と悔しさをにじませる。

 初日特選を飾った成田は二次予選で10レース(発走予定時刻19時23分)に登場。今度は新山の番手回りとなり、職人らしい走りをみせる。
 

及位然斗記者

2023年4月1日 22時58分

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