単騎戦でも先行した菅野航基 ~取手競輪場~

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菅野航基
激戦の準決を突破し来期のS級へ弾みを付けたい
体に刺激が入り準決に臨む

 取手競輪場では13日からモーニング開催で行われている。メインの初日特選では単騎戦の菅野航基(宮城・119期)は4着。それでも先制しての結果で準決で巻き返しを図る。

 まず気になったことは何故、単騎戦なのに先行したのか?「以前も単騎戦はあったけど、行かなくてダメだった。それが分かっていたので。打鐘で緩んでいたし何もしないよりは」
と自分で納得しての行動だった。
先行したことによって何かつかんだものはあったのだろうか?「体は重かったし動いてキツかった。でも体に刺激は入ったと思います」。

 準決は激戦だ。菅野の機動型の相手は岩井芯(岐阜・125期)と望月湧世(静岡・123期)。特に岩井は前回の初日は2着だったがS級特別昇級を狙える位置にいた。
「ここをクリアしないと、来期のS級でも勝てない」と口にする。3人とも積極的に駆けそうで展開は読みづらい。それでも、刺激が入った菅野が底力を見せて準決を突破する。

木村貴宏記者

2025年4月13日 16時30分

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