• 平塚競輪場 KEIRINグランプリ201712/28〜12/30


ガールズグランプリ シリーズ展望

華麗で激しいV争い

 まだガールズ特別レースの優勝経験はない児玉碧ながら、自慢のスピードはガールズトップクラス。今年は17Vを含む62勝を挙げていて、単率は82・6%を誇っている。昨年の単率は71%だったので、更に進化を遂げた印象だ。主導権争いに巻き込まれると末脚に不安が残るが、自分のタイミングで仕掛けて主導権を握れば押し切れる。

 踏める距離が最も長いのは奥井迪だ。昨年のガールズグランプリは先行して2着。梶田舞の差し脚に屈したものの、舞台が冬場の重い立川バンクだっただけに内容は申し分なかった。連がらみの7割以上が先行によるもので競走は相変わらず積極的だ。今年も先行でVを狙うか。 昨年に続きガールズドリームレースを連覇した高木真備は、その後は優勝こそないものの、競走は攻撃的。連がらみの9割が先行で、意識して早めに仕掛けている感がある。直前の落車も軽傷の模様で、好位確保から自力を出せれば単可能。

 実績なら梶田舞が一番だ。ガールズグランプリは2014、2016と2勝している。向上心が裏目に出たのか、今年は好調時のようなスピードの切れが影を潜めているが、勝ち方を知っているだけに軽視できない。 尾崎睦は雪辱を期しての参戦となる。昨年のガールズグランプリは逃げた奥井の番手を占めたものの直線失速して5着。ホームバンクで躍動するか。レース巧者の石井寛子は新設のアルテミス賞を含み13V。好位キープに成功ならV争いに加わってくる。ガールズグランプリ初出場を果たした長澤彩は、今年飛躍を遂げた一人。直近6場所は一回も連を外しておらず近況もいい。

児玉碧衣

児玉碧衣

出場予定選手

  • 関東 級班 氏名 府県 期別
    L1 梶田舞 栃木 104
    L1 奥井迪 東京 106
    L1 石井寛子 東京 104
    L1 高木真備 東京 106
  • 南関東 級班 氏名 府県 期別
    L1 尾崎睦 神奈川 108
           
           
           
  • 中部 級班 氏名 府県 期別
    L1 長澤彩 愛知 106
           
           
           
  • 九州 級班 氏名 府県 期別
    L1 児玉碧衣 福岡 108
           
           
           

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