【速報】KEIRINグランプリ2020出場予定メンバーが決定

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守澤太志
手に汗握りながら決勝を観戦していた守澤選手
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例年以上に白熱した賞金争い

 12月30日(水)に平塚競輪場で開催される『KEIRINグランプリ2020』の出場予定選手が決定した。第63回オールスター競輪を制している松浦悠士(98期・広島)、第35回全日本選抜競輪を制した清水裕友(105期・山口)、第29回寛仁親王牌を制している脇本雄太は競輪祭の前にすでにグランプリ出場を決めていたが、賞金ランク5位から9位までの残りの椅子を掛けた賞金争いは例年以上に激しさを増していた。郡司浩平は地元で行われるグランプリ出場へ並々ならぬ闘志を燃やして悲願のG1タイトルを手にグランプリ出場を決めた。ナショナルチームに所属していて出走本数の少なかった新田祐大(90期・福島)は競輪祭決勝は惜しくも5着に敗れたが、準決で敗れた山田英明らを抜いてランク8位に浮上。2次予選で敗れながらも初のグランプリ出場へ執念を見せていた守澤太志(96期・秋田)は9位でグランプリ出場の切符を手にした。

 初日の予選1から好目標を得ながらも苦しい戦いを強いられた守澤太志であったが、4走目、5走目と頼れる後輩の機動型を目標に最善を尽くして戦い抜いた。
 「競輪祭前もきつかったですけど、この6日間は本当に長く感じましたね。きつかった。今回は途中で負けてしまって相手の結果待ちになってしまいましたけど、それでも最後まで集中力を切らさず走れた。自分もこの競輪祭で凄いプレッシャーを感じましたけど、一緒に走ってくれた後輩も同じようにプレッシャーを感じて走ってくれたので。自分もそういう選手になれたんだなって嬉しかった。今年は(高橋)晋也に助けられましたね。ウィナーズカップで決勝2着に入れたのも晋也のおかげ。4走目も、5走目も頑張ってくれたので。ありがたい。グランプリは北日本3車で走れるのでしっかりと頑張りたいですね」

細川和輝記者

2020年11月23日 22時47分

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