【速報】サマーナイト決勝の並び ~いわき平競輪場~

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松浦悠士
ラインの結束力を示して別線に立ち向かう
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新田祐大
後輩から受け取った想いを決勝で形にする
脇本雄太が脱落してV争いは混沌

 7月10日(金)からいわき平競輪場を舞台にエキサイティングな戦いが繰り広げられている第16回サマーナイトフェスティバルは12日(日)に決勝戦を迎える。

 注目の並びは以下の通りとなった。
 ⑦新田祐大-①佐藤慎太郎
 ②郡司浩平-⑥内藤秀久
 ③松浦悠士-⑨清水裕友-④岩津裕介
 ⑤稲川翔と⑧吉澤純平は単騎となった。
 
 松浦悠士(広島・98期)は初日特選から強敵・脇本雄太を完全にマーク。勢いに乗せてなるまいと中四国地区の絆を示して清水裕友とワンツーを決めてシリーズの流れを掴んだ。決勝の並びに関しても先頭で戦うことへの迷いは一切なく、地元の新田祐大やライバル視する郡司浩平らを封じてラインから優勝者を出す。

 「メンバーが出た時点で自分の気持ちは固まっていました。裕友は前からシリーズの〝流れ〟を大事にしたいって言っていましたし、今回は初日に自分が裕友の前を走っていたので決勝で一緒になれれば自分が前で戦おうと思っていました。宮杯の反省を踏まえて今シリーズは脇本さんを勢いに乗せてはダメだと思っていたので巧くいきましたね。そういう意味でも〝流れ〟は大事。脇本さんがいなくなって戦いやすくはなりましたけど、もちろん新田さんも強いし(郡司)浩平の仕上がりが良い。立て続けに負けるわけにはいかないのでしっかり。ここまでは良い流れを作れていても決勝ラインから優勝者を出さなければ意味がない。しっかり先頭で戦います」
 
 新田祐大(福島・90期)は準決で後輩の高橋晋也の気持ちに応えて番手から抜け出して決勝進出。地元としての責任を感じながら決勝戦への意気込みを語る。

 「準決は晋也の頑張りに付きますし、走る前から強い気持ちが伝わってきていました。なので自分もしっかりとその気持ちに応えようと。(佐藤)慎太郎さんと決まって嬉しいです。レースが終わったあとに晋也に『絶対に優勝してください』って言われたので。決勝に上がったからにはその期待と地元ファンの期待に応えたい。自分が納得できる走り、ファンが納得してくれる走りで結果を出したい」
 
 なお、決勝戦の発走予定時刻は20時30分。¥JOY×プロスポーツでの締め切り時刻は20時25分となります。

細川和輝記者

2020年7月11日 19時30分

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