『燦燦ダイヤモンド滝澤正光杯』決勝戦 ~松戸競輪場~

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松浦悠士
唯一のS班として貫禄を示す
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中川誠一郎
リオ五輪戦士が快速を発揮するか
S班は3名が脱落

 8月21日(土)から松戸競輪場で行われている開設71周年記念『燦燦ダイヤモンド滝澤正光杯』G3は24日(火)に決勝戦を迎える。今開催はS班4名が参戦したが、準決勝で次々と脱落して生き残ったのは松浦悠士(広島・98期)ただ一人となった。並びは以下の通りに決まった。

 ②松浦悠士-⑤岩津裕介-⑥藤岡隆治
 ①吉田拓矢-⑦佐々木雄一
 ③中川誠一郎-⑧荒井崇博
 ⑨渡邉雄太-④山口泰生

 唯一のS班として威厳を示したい松浦悠士は今年6度目の記念優勝に王手をかけた。
 「準決は最後で少しタレてしまったけど、踏み出しの感触もよくスピードに乗れてかなり良かった」と準決を振り返り笑顔を見せた。「日に日に良くなっているし、3日目のアップ中に閃いてハンドルを持つ位置を少し変えたら良くなったので、決勝もこのままいく。細切れ戦はやりやすい。ラインで決めてこそですし、しっかり戦う」と微調整に成功して決勝では準決同様にライン決着を強く意識している。

 中川誠一郎(熊本・85期)は準決勝で東京五輪戦士の新田祐大との壮絶な踏み合いを制して逃げ切って魅せた。
 「(準決勝は)なにも作戦は考えていなくて。とりあえず、力を出し切れればと思っていた。打鐘ぐらいから駆けようと意識しました。全力で新田君と勝負したので。疲れの抜けが前回に比べると悪いけど、その中で何とか力を出せている」と死力を尽くしてここまで戦っており、決勝では圧倒的なスピードで松浦を苦しめるか。

 決勝戦は10レースで発走予定時刻は16時35分、エンジョイ×プロスポーツサイトの投票締め切り時間は発走5分前となります。
 松戸競輪場では、千葉県に緊急事態宣言が発出されたことを受けて、令和3年8月2日から8月31日までの間、本場開催を無観客とし、場外発売は中止となっておりますので、お間違えの無いようお願いいたします。

池端航一記者

2021年8月23日 19時01分

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