ミッドナイトが9日に開幕 ~小倉競輪場~

photo-35981
金ヶ江勇気
前回完全Vで勢いは一番
photo-35982
徳田匠
圧倒的な先行力を披露
1、2班戦は好メンバーが揃った

 北九州メディアドーム小倉競輪場を舞台にミッドナイト競輪が12月9日(木)から開幕する。今シリーズはチャレンジ戦とA級1、2班の9レース制。今回は意気の良い若手が多く揃ったが主役は11月の当所ミッドナイトのリベンジを誓う金ヶ江勇気(佐賀・111期)だ。11月は3着5着3着と連対もできなかったが、直前の別府では完全優勝と息を吹き返した。
 「前回の決勝は詰められたけど、勝てて良かった。3場所続けて優勝できなかったので、優勝できたのはデカかった。一時期、前回の小倉より今回の方が良いと思う。まずは初日走ってみてだけど、優勝を狙えるように初日から頑張りたい。(伊藤)稔真とは同期同級生で同班なので負けられないですね」と目の色が違うだけに力強い走りで別線をねじ伏せてくれそうだ。

 チャレンジ戦で注目したいのは2場所連続優勝中の徳田匠(京都・119期)だ。本格デビュー後は優勝6回。確定板を外したのは9月の向日町決勝だけと無類の強さを誇っている。
 「特進はしたいし、早めに(1、2班へ)上がる予定だったんですけどね。先行で勝てれば気持ちが良いけど、まくりでも良いって感じです。小倉は高校生のときも走ったこともあるし、試験でも良い感じで走れた。バンクは軽いし、風に左右されないのも良い。ここまでは師匠とかと練習してきました」と小倉に初登場だが、バンク特性は把握している様子で初日からライン4車を生かした先行策で魅せてくれそうだ。

池端航一記者

2021年12月8日 16時40分

開催情報

ページトップへ