泗水杯争奪戦が開幕! ~四日市競輪場~

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浅井康太
地元エースとして初日から全力疾走!
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柴崎淳
予選メインは初連係の橋本優己とタッグ
地元勢が開催を盛り上げる!

 四日市競輪開設71周年記念『泗水杯争奪戦』GⅢが10日(木)~13日(日)の日程で開催される。S班は4名が出走するが、地元勢は浅井康太(三重・90期)を筆頭に8名が参戦して牙城を守ろうとシリーズを戦い抜く。

 初日特選に出走する地元のエース・浅井康太は前回寛仁親王牌の最終日に先行するなど、決勝進出こそ逃したが、存在感を放っていた。
 「前回の最終日は自力でやる以上、先行は頭にあったし、何かを変えていかないといけないと思った。タイム自体も悪くなかったですしね」とG1レースを振り返った。
 地元記念は過去に4度の優勝実績がある相性の良い大会。今年最後のG1となる競輪祭に向けても大事なシリーズで、「四日市記念から次の競輪祭の流れを考えて、前回が終わってから多めに休みを取った」と万全の態勢でシリーズ初戦を迎える。

 予選メインを務めるのは柴崎淳(三重・91期)だ。前回の青森では白星こそなかったが、極寒の中、3日間、最終バックを取るなど着以上に動きが光っていた。
 「あの時の青森は2℃でしたからね。寒すぎて寒すぎて。決勝はいく場所だけ決めていたけど、(打鐘周回の)バックで誰もこなかったので(先行した)」と振り返った。

 地元記念は浅井康太に次ぐ3Vの優勝実績を誇っている相性の大会で気持ちも入っている。「脚の感じが悪くないし、前回から2週間近く空いたから練習はしっかりとできた。今回は地元勢が多いからみんなで事故なく勝ち上がれるように」と調整はバッチリ。昨年は二次予選で無念の落車、そして途中欠場となっただけに自分だけでなく、周りの無事故を願っていた。

池端航一記者

2022年11月9日 17時13分

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