日体大同級生コンビが連係 ~青森競輪~

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結束を誓う(右・篠田幸希、左・安彦統賀)
特進目指す篠田幸が番手回り

 青森競輪ミッドナイトは、5月22日(水)に最終日が行われる。特別昇級を狙う篠田幸希(群馬・123期)は、決勝で大学時代の同級生、安彦統賀(埼玉・121期)に前を任せる事となった。

 篠田と安彦は、日体大自転車競技部出身で同級生の間柄。昨年12月西武園の決勝では、今回と逆の並びで安彦が地元優勝を決めている。安彦は、前回りの経緯をこう説明する。
 「大学の時からの同級生ですし、別ってことはあんまり考えてなかったです。西武園のこともあるし、僕が前を回りたいって言ったら篠田が任せてくれました」

 連勝を8まで伸ばした篠田は、いよいよあとひとつ勝てばS級特進が決まる。ここで決めれば、今年の前橋記念への参戦も夢ではない。
 「番手回りは、ルーキーチャンピオンを勝った時に、浮島(知希)の番手を回って以来です。(特進は)さすがに意識しますね」

 固い絆で結ばれた同級生コンビの、熱い連係に期待だ。

熊谷洋祐記者

2024年5月22日 00時49分

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