昨年覇者・浅井康太の思い ~別府競輪場~

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浅井康太
別府競輪への特別な思いを語る
当所では初の鎖骨骨折も経験

 別府競輪場で開催されている開設71周年記念「オランダ王国友好杯」は、6月6日(日)に2日目が終了し、準決勝へコマを進める27名が決まった。

 9レースに登場した浅井康太(三重・90期)は確定板入りこそ逃したが、4着で二次予選を突破。ここまでの2日間を振り返って「成績ほど感じは悪くない。気持ちを切り替えて」と前向きなコメントを口にした。

 別府競輪場は浅井にとって、たくさんの思い入れがつまったバンク。一昨年の全日本選抜競輪では準決勝で落車、失格。その年の記念決勝では初めて鎖骨を骨折。その悪い流れを断ち切ったのが、昨年12月の記念シリーズだった。二次予選で400勝を達成すると、決勝では単騎のまくりで通算29回目の記念Vを飾った。

 「前回は、ここで気持ちを上げてもらいました。声援もたくさんあるので、準地元っていう気持ちになりますね。決勝に乗れるようにしっかり戦います」
 
 準決勝は10レース(発走予定時刻15時15分)に登場。自力を駆使し、『準地元バンク』で決勝の舞台を目指す。

及位然斗記者

2021年6月6日 19時36分

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