S級1班の実力者が力を見せつけるか

　4月20日（土）～21日（日）の2日間に渡って、TIPSTAR DOME CHIBAでPIST6 2024 4月第3戦が実施される。

　今シリーズは実力者が多数揃って激戦ムード。その中でも現行競輪でS級1班としてグレード戦線でも活躍する佐藤友和（岩手・88期）と皿屋豊（三重・111期）に注目。両者共に今開催が終われば、次はGⅠ最高峰である日本選手権競輪に出場するだけに、現在の調子が気になるところ。PIST6で好結果を出して、良い弾みをつけてGⅠへ参戦なるか。
　19日の前検日に佐藤はリラックスムードで検車場入り。「今年は（状態が）良いですね。昨年の後半頃からまた自転車が面白いなってなってきて、トレーニングに興味を持ちだしてから良くなった」と状態は右肩上がり。「今年はまだ優勝がないので、現行競輪でもPIST6でもいいので優勝したい」と優勝に飢えており、GⅠタイトルホルダーの実力を発揮して今節こそ頂点を目指す。

　佐藤と同じく皿屋も次節は日本選手権競輪が控えている。「ダービー前なので、負荷をかけたい」と大ギアを踏めるPIST6にメリットを感じている様子で次節に向けて弾みをつけたいところ。「調整は順調。今回は4走とも積極的に走りたい」と結果は当然ながら、内容にもこだわってレースに挑む。強靭な地脚を生かした先行は脅威的なだけに、逃げ切り連発なるか期待したい。

• 選手詳細データ

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  佐藤友和 選手岩手・88期
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  皿屋豊 選手三重・111期