決勝は外せない皿屋豊 ~松阪競輪場~
昨年のリベンジを誓う
2023年9月24日松阪競輪場で開設73周年記念「蒲生氏郷杯王座競輪」の2日目が行われた。二次予選の10レースでは皿屋豊のまくりを浅井康太が交わして地元ワンツーを決め、訪れたファンの声援に応えた。
皿屋は「(山口)拳矢のレースを見ていたし、引いてられないと。1個でも前にと思ってました。久米君が行ってくれてラッキーだった。山形(一気)君が離れてたのも結果オーライ。(久米を)追いかけなきゃと思って、そのあとはちょっと休んだ。あのまま(まくりに)行くのは苦しかった」と9レースでダービー王の山口拳矢が敗退してしまったことを受けて、前へ前へと攻めるレースを見せた。
前回の青森4日目から持病の腰痛で出て今回もその状態が不安視されたが「(腰の状態は)昨日(初日)より格段に良くなっている。しっかりとケアすれば、明日はもっと良くなるんじゃないかと。苦しいなかで(浅井と)ワンツーが決められたんで良かった」と状態面は大丈夫そうだ。
「昨年の決勝は緊張して体も動かなくなった。そのリベンジをしたい。決勝までは油断できないし、一喜一憂できない」と準決勝は何としても勝ち上がり決勝進出を目指す。
2023年9月24日 19時10分
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選手詳細データ
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皿屋豊 選手三重・111期