直前の松阪記念では通算200勝を達成

　2月1日（土）からTIPSTAR DOME CHIBAでPIST6 2025 2月 第1戦が開催される。優勝経験者4名を筆頭に実力者が集結するシリーズだが、PIST6の初代王者であり豊富な経験を誇る雨谷一樹（栃木・96期）が優勝候補の最右翼。藤原俊太郎（岡山・111期）、神田龍（三重・105期）、東矢昇太（熊本・98期）も2度目のVを目指す戦いとなるが、ここでは皿屋豊（三重・111期）に注目した。

　31日の前検日にはタイムトライアルが行われて、注目の皿屋は10秒477を叩き出して、全体2位で通過した。

　「前回は地元記念で最低でも決勝と思っていたので悔しかった。多少は気持ちの面での疲れがあるけど、その悔しさを晴らせるように頑張りたい。タイムトライアルではギヤを重くしたことが裏目に出ましたね。いい感触ではなかったので、しっかりと疲れを抜いてレースに備えたい」

　現行競輪ではFI戦に限れば現在4連続優出中で、直前に行われた地元の松阪記念では準決勝敗退もシリーズ3勝を挙げる活躍をみせ、最終日には通算200勝を達成した。PIST6は3連続で決勝戦に進出していて、前回12月 第1戦では決勝戦で主導権を握るも優勝した堀江省吾（長野・119期）にまくられ準Vと悔しい思いをしただけに、今シリーズこそシルバーコレクター返上といきたい。

• 選手詳細データ

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  皿屋豊 選手三重・111期