PIST6の5月第4戦が開幕! ~TIPSTAR DOME CHIBA~

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皿屋豊
タイムトライアルは10秒317を叩き出して堂々の1位通過
悲願の初Vを目指す皿屋豊が登場

 5月26日(月)からTIPSTAR DOME CHIBAでPIST6 2025 5月 第4戦が開催される。今シリーズは追加参戦となった神田龍(三重・105期)、山田義彦(埼玉・92期)をはじめ、2度の優勝経験を有するルーキーの岩井芯(岐阜・125期)ら勢いのある若手もそろい、V争いはし烈を極めそうだ。
 その中でも注目は、PIST6で5度の準Vがあり、現行競輪ではグレードレース戦線で活躍する皿屋豊(三重・111期)だ。マスターズ世界選手権の750mTT(40-44歳カテゴリー)で世界チャンピオンに輝いた実績もあり、26日に青森競輪場で行われる全日本プロ選手権自転車競技大会に出場していても不思議ではない実力の持ち主だが、「地区プロは1kmTTで3位だったので、全プロには出場できない」とのことで、今回のPIST6に満を持して登場。その中部地区プロについて振り返ってもらうと、
 「23年の地区プロでは優勝した村田(祐樹)君と0.2秒差で2位だったが、(昨年は)村田君に1秒近く差を付けられて、2位の藤井(侑吾)君に0.03秒差で負けてしまった。中部の地区プロはレベルが高いんですよ。それでもこの歳で藤井君とその差ならやった方でしょう」

 また前検日の25日に行われたタイムトライアルでは、10秒317で堂々の1位通過を果たした。
 「タイムトライアルではライン取りを失敗してしまいましたね。10秒2台を出したかった。直前に体調を崩した割には走った感じは悪くないですね」

 今月行われた日本選手権では、一次予選で白星を挙げて、準決勝まで進出するなど好調を維持している。PIST6は3月以来の参戦で、今シリーズこそ悲願の初優勝に向けて邁進する。

中田真弘記者

2025年5月25日 16時28分

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