二次予選は絶好の番手回り

　3月13日に四日市競輪場で大阪・関西万博協賛『ベイサイドナイトドリーム』の初日が行われた。今シリーズの地元の主役は皿屋豊（三重・111期）。初日特選は単騎戦での戦いとなったが、和田真久留の番手にハマりながらすかさずまくって激戦を制した。

　「初手はこだわらずにでした。今日は向かい風を受けたラインはかからないかなって思っていた。（和田）真久留君はホームで行くかなと思っていました。いいダッシュでしたね。（アクシデントは）焦りました。鈴木（玄人）君の前まで行こうと思ったら、スっとまくりが出たので、1回緩めたけど踏めそうだったので行った。反応が良かったし踏み出しも踏めている。でも明日以降が大事。今回は3番目に点数をもっているし、メインの選手であるという責任感を果たしていきたい」

　2日目の二次予選では谷和也の番手回りとなり、3番手を地元同士の柴崎淳が固める強力布陣。「中部地区に付くのは寺崎(浩平)君、以来で２回目。(谷は)初日に自分がまくったタイムと同じ上がりで逃げていたし、何の注文もないです」と信頼できる目標を得ただけに、連勝で準決進出をつかむ可能性は十分だ。

• 選手詳細データ

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  皿屋豊 選手三重・111期