ドリームレースは清水裕友が勝利 ~いわき平競輪場~

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清水裕友
ドリームレースを制して2走目以降に弾みをつけた清水選手
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深谷選手の番手から抜け出す和田選手を3/4車輪交わした所がゴール線
盟友との絆で強敵撃破に成功

 8月10日(火)に、いわき平競輪場で行われた第64回オールスター競輪の初日10R『ドリームレース』を制したのは清水裕友(105期・山口)。盟友の松浦悠士(98期・広島)が不発の窮地にも冷静に最終4コーナーから車を外に持ち出し直線で鮮やかな強襲劇。2走目以降に大きなアドバンテージとなる18ポイントを獲得した。

 「初手から作戦通り。前から2番目を取って、後ろは深谷さんと脇本さんになるなと。作戦通りにいった感じです。正直、相当カカっていたので、これはもう行けないだろうと思って見ていたら行ったので、凄いなぁと(笑)なんとか僕は1着に来ましたけど、凄いカカりでしたね。このメンバーで1着にきているんで展開がどうあれ嬉しいです。1億円でしたっけ、賞金?(笑) そんな冗談はさておき明日ですね。明日(一次予選2)は自分でやる番組なので、しっかり自分の力を出せるように頑張ります」
 
 松浦悠士は深谷知広の先行力の前に不発に終わり8着まで沈んだ。
「SSになって初めて付きバテしました(苦笑)深谷さんのカカりが相当ヤバかったですね。自分の体感はもっとタイムが出ている感じでしたね。もう脚は一杯で、イチかバチかで仕掛けましたけど無理でした。深谷さんがタレてくればって思ったんですけどね…。深谷さんや脇本さん、新田さんっていうオリンピックを目指す選手と、自分が自力で戦えることはなかなかないので絶対に仕掛けようと思っていたんですけど強すぎましたね」

細川和輝記者

2021年8月10日 21時34分

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