『阿波おどり杯争覇戦』が開幕 ~小松島競輪~

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深谷知広
持ち味のスピードを爆発させる
SS班は3名が参戦

 小松島競輪場開設74周年記念『阿波おどり杯争覇戦』が7月4日(木)から開幕する。初日特選12レースには、深谷知広(静岡・96期)、佐藤慎太郎、 清水裕友のSS班3名に加えて、地元の犬伏湧也、新田祐大、嘉永泰斗ら、G1争覇級の機動型がそろった。初日から激戦は必至だ。

 深谷知広は、前回の高松宮記念杯で4勝マーク。青龍賞を制するなど、決勝進出こそ逃したが、開催を通して強さが際立っていた。先を見据えたスケジュールを組み、厳しいトレーニングで自己を追い込んでいる中でのG1で白星を積み重ねた。
 「(前回の高松宮記念杯は)1週間、調整なしで追い込んで練習しての結果なんで、自分が思っているよりも1着が取れた。(トレーニングでの)追い込む最終週が、ここに来る直前だった。限界まで追い込んだんで、ここに来る前が疲れのピークだった。徐々にその疲れを減らしていければ戦えると思います」
 この直後に控えるサマーナイトフェスティバルに向けても、まだまだ状態は上向きそう。気温が上がり、スピードの出るこれからの時期は、深谷の真骨頂が見られるはず。大激戦の初日特選でも、輝きを放つ。

熊谷洋祐記者

2024年7月3日 16時44分

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