シャイニングスター賞は深谷知広が勝利 ~オールスター競輪~

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深谷知広
平塚競輪恒例のシャンパンファイト
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ギリギリのゴール勝負を制す
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超ハイスピードバトルを制す

 第67回オールスター競輪は8月16日に4日目が終了。台風7号の影響が懸念されたが、レースは全て滞りなく終了した。最終11レース『シャイニングスター賞』は、深谷知広(静岡・96期)が1着。強風の中の死闘を制した。

 スタートは予期せぬ後ろ攻めとなった深谷。赤板から上昇するが、前で待ち受ける新山響平が例のごとく突っ張り先行に出る。郡司浩平に迎え入れられた深谷は、態勢を整え直す。最終ホーム付近からもう一度踏み上げて、最終バックで再加速。後方から脇本雄太も巻き返してくるが、深谷が3コーナー過ぎに合わせ切って不発。新山の番手を奪ってまくった眞杉匠を、ゴール前ギリギリでとらえて1着だった。

 「後ろは(避けたい)って思ったけど、スタートがみんな早くて挟まれて失敗でした。(周回中に後ろになった時点で新山に)突っ張られるのは想定していた。そこからの対処でした。今日(4日目)はバンクが特殊でみんなバラバラになった。(6番手に)入れたのでそこから巻き返した。(郡司に迎え入れてもらって)ラインの力のおかげです。バンクコンディションが変わって、とにかく前に踏みながらでした。どこがどうなっているっていうのもなく、ずっと踏み続けていた。(自分の調子を)感じる余裕もなく、ただ踏んでいるだけでした」

 準決勝9レースは、地元の和田真久留とのタッグで、正念場に挑む。

熊谷洋祐記者

2024年8月16日 21時55分

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