前年度覇者の深谷知広が登場 ~宇都宮競輪場~

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深谷知広
年末のグランプリ出場へ賞金を上積みしたい
事前に宇都宮バンクに入り汗を流した

 9月13日から宇都宮競輪場にて第40回共同通信社杯が幕を開ける。初日はオール一次予選で、初日の一次予選、2日目の二次予選ともに自動番組編成によって行われる。前年度の大会覇者でもある深谷知広(静岡・96期)は8レースに登場する。9月12日現在、賞金ランキング13位の深谷知広にとっては年末に静岡で行われるグランプリ出場へ賞金加算が必要で、一走目から気の抜けない戦いが始まる。
 
 前回のオールスター競輪は準決勝で大敗を喫しているが、シャイニングスター賞を制するなどスピード自体は申し分なかった。
 「(前回は)いいところもあったし、悪いところもあった。それをふまえて練習をしてきました。(準決は)シャイニングスター賞からずっと引きずっていて、うまく合わせられなかった。そこの反省点を生かしていきたい。(そのあとは)比較的、順調に(練習が)できました。まとめてできたのはプラスだと思います。(初日は)関東勢が付いてくれるっていうことなので、自力でやります。直前は宇都宮バンクで練習しました。(静岡グランプリ出場に向けて賞金加算が必要となるが)そこも含めて一戦、一戦、しっかりと戦っていきたい」
 
 宇都宮競輪場は2年前のウィナーズカップ以来、2年6カ月ぶりの登場となるが、直前に宇都宮競輪場に入り、バンクの感触を確かめている。仕掛けどころが難しいと言われる500バンクが舞台となるが、初日から勝負所を見極めて自慢のスピードを発揮して別線の包囲網を突破する。
 

細川和輝記者

2024年9月12日 16時40分

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