開設75周年記念『椿賞争奪戦』が開幕 ~伊東競輪場~

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深谷知広
地元シリーズでいつも以上に気持ちが入っている
地元のエースが別線を迎え撃つ

 12月11日に伊東競輪場を舞台に開設75周年記念『椿賞争奪戦』が幕を開ける。65周年記念大会の覇者でもある深谷知広(96期・静岡)は地元南関地区を一つにまとめ上げてシリーズを盛り上げる。
 
 前回の取手F1は未勝利に終わった深谷知広だが、地元勢を背に3日間ともに積極策を貫いて着以上に奮闘していた。中4日で迎えるシリーズとなるが、強い気持ちで目の前の一戦に臨む。
「競輪祭のあとに体調を崩してしまって、前回の取手は良くなくて気合いで乗り切りました。でも逆に膝の方は練習で乗れなかった分、よくなっていますね。そこから日にちもなかったので、体調を整える程度です。(地元記念だが)準備ができていないので、気持ちだけで頑張りたい。自転車は特に変えていません。まずは地元のみんなで準決勝にいっぱい上がって、そこでしっかりと勝負ができるように頑張りたいですね」

 初日は今年のグレード戦線だけで5回のワンツー実績がある岩本俊介(94期・千葉)が深谷のサポート役。大事な局面でなんども深谷の番手を回ってきた経験を生かしてワンツー決着を目指す。
 「競輪祭は最終日に先手を取ることができて次につながる競走ができた。今年はS班としてすごく特別な体験をさせてもらった。いろいろな人に支えてもらって感謝しています。しっかり参戦することができたし、やればできると自信になりました。いつも通りに練習を積んできた。伊東は何度も優勝をさせてもらっているし、相性がいいバンクですね」
 
 

細川和輝記者

2025年12月10日 17時23分

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