105期の3人が日本赤十字社に寄付 ~新型コロナ感染症対策に資するため~

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清水裕友
清水裕友ら105期の3人が行動を起こす

 清水裕友(山口)、渡邉雄太(静岡)、石塚輪太郎(和歌山)の105期3選手が新型コロナウイルス感染症対策のため200万円を日本赤十字社に対して寄付を行った。これについて3人は、「新型コロナウイルスで亡くなられた方、被患されている方、また不安でつらい日々を過ごされているすべての皆様にお見舞い申し上げます。また、新型コロナウイルスの対応で日夜、最前線で対応されている医療関係の皆様に、敬意を表します。競輪選手も、地域に根ざした公営競技として多くの選手が各地におります。今も安全安心を最優先に、現場で携わっている医療関係者の方々の気持ちを察し、私どもに何ができるかを考え、少しでもお役に立ちたいとの思いから、有志3人で微力ではありますが寄付させていただきました」(清水)、「静岡競輪の関係者はダービー開催に向けて最善の努力をしてくれました。僕も、それに応えるつもりでしっかり調整をしてきました。しかし、中止が決定し、僕らの頑張りは報われませんでした。今、僕たち選手は開催か中止かの決定を待っているだけの不安な状況にいます。しかし、待っているだけでなく、自分から何かできないか?と同期3人で話し合い、今回の寄付を決めました。今は誰も経験したことのない事態が、1日も早く終息してくれることを願います。また、ファンの皆様の前で走れることを楽しみにしています」(渡邉)、「今回の新型コロナウイルスにより亡くなられた方や、罹患された方にお見舞い申し上げます。僕たち競輪選手もファンの皆様の前でレースをする機会を失われてしまいました。大好きな競輪がお客様の前で1日も早く開催されるために、またホームバンクの和歌山競輪場で初のGI開催が6月に控えており、そのためにも、新型コロナウイルスが1日も早く終息することが最優先と考え、微力ながら寄付させていただきました」(石塚)とそれぞれコメントしている。

権田浩一記者

2020年5月1日 20時00分

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