4年連続で決勝進出を狙う清水裕友 ~立川競輪場~

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清水裕友
新年初勝利を目指してペダルを踏み込む
体と自転車の一体感を求めて軌道修正

 1月5日(水)にシリーズ2日目を迎えた立川競輪場開設70周年記念『鳳凰賞典レース』の2次予選11レースを走った清水裕友(山口・105期)。正攻法の構えから一旦7番手まで冷静に車を下げて打鐘過ぎの4コーナーからロングまくりを放つもゴール前で失速して3着。気温6℃、風速3mの風が吹きつける過酷な条件が重なった影響もあるが『鳳凰賞典レース』は4年連続出場中で、67周年、68周年大会を制している実力者。さらなる強さを求めて今シリーズから投入した新フレームと新しいシューズのセッティングを調整して今年も決勝の舞台を目指す。

 「(2日目は)突風みたいな感じの風で初日よりも強かったですけど、過去にはこれ以上風が強い時もありましたし、そこは問題ないと思います。今回から新しいフレーム、新しいシューズを試しているんですけど、まだちょっと違う感じがしたので合うように修正します。脚のアタリ自体は初日よりも良かったので。今回の自転車は今までとは同じところがないくらい全くの別物ですね。やっぱりずっと一緒(の自転車やセッティング)じゃ進歩がないので。色々と試しながら変えていかないといけないと思っているので」
 
 初日特選では逃げて9着に敗れているが、2日目の2次予選では修正を加えて確実に上向いている印象。昨年の『鳳凰賞典レース』の準決勝でも呼吸を合わせてワンツーを決めている同県の桑原大志と共に別線の包囲網を突破して決勝進出を決める。

細川和輝記者

2022年1月5日 17時41分

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