清水裕友が節目の200勝を達成 ~宇都宮競輪場~

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清水裕友
節目達成の勢いそのままに決勝戦に挑む
昨年の共同通信社杯以来となる特別競輪の決勝に進出

 3月20日(日)に宇都宮競輪場で行われた第6回ウィナーズカップのシリーズ3日目12レースで清水裕友(山口・105期)が節目となる200勝を達成した。初日に取鳥雄吾の番手から抜け出し199勝目を挙げて毘沙門天賞に進出。正念場の準決勝で町田太我の番手から抜け出して200勝目を手にした。
 町田太我は鐘過ぎから一気のスパート。番手でリードしていた清水裕友は最終バックからまくり上げてきた平原康多を懸命にブロックするも、止め切れないと判断すると2センターから一気踏み。最終4コーナーから内を突いた神山拓弥の強襲を許さずにゴール線を駆け抜けた。
 「(町田太我が)すごい強かったです。だから、平原(康多)さんはこの掛かりで来るのかっていう感じだった。来ないイメージだったんで、ビックリしました。(平原を)ヨコに振って、なんか来られそうな感じだったんで、前に踏んだんですけど。人の後ろなんで、自分の状態はわからないところがある。ラインに助けられてますね。(決勝も含めて)一節間を通して、ずっと自力じゃないのは初めてじゃないですかね」
 2月の静岡記念あたりから謎のスランプに陥っていた清水裕友にとって久々となる特別競輪決勝の舞台は流れを変えるためにも大事な意味を持つだろう。ライン3番手回りで松浦悠士をアシストしつつ直線勝負に賭ける。

細川和輝記者

2022年3月20日 19時52分

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