2020UCIトラック世界選手権大会が開幕 ~ドイツ・ベルリン~

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深谷知広
東京五輪へ向けた最後の戦いが始まった
男子チームスプリントは五輪出場を逃す

 現地時間2月26日に「2020UCIトラック世界選手権大会」がドイツ・ベルリンにて開幕し、東京オリンピック出場をかけた最後の戦いが始まった。日本代表は大会1日目に、男子チームパーシュート、男子チームスプリント、女子スクラッチに出場した。
 雨谷一樹(栃木・96期)、新田祐大(福島・90期)、深谷知広(愛知・96期)が出場した男子チームスプリントは、上位8チームが本選へと進める予選が行われ、日本チームは43秒416のタイムで9位となり予選敗退。これで国際自転車競技連合の定める五輪ランキングで日本は五輪出場圏外となり、男子チームスプリント日本代表は東京オリンピック出場を逃した。なお、優勝は決勝で41秒225を記録したオランダだった。
 男子チームパーシュートも予選9位で本選進出を逃がし、こちらも五輪出場がかなり厳しくなった。しかしながら、3分52秒956のタイムで日本新記録を更新しており、4年後のパリ五輪への期待を感じさせる結果だった。
 また、大会2日目となる27日からは個人種目の男子ケイリンに新田祐大、河端朋之(岡山・95期) 、脇本雄太(福井・94期)、女子スプリントに小林優香(福岡・106期)、太田りゆ(埼玉・112期)が出場する。

熊谷洋祐記者

2020年2月27日 14時15分

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