まだまだヤル気あるベテランレーサー

　11月14日（木）から松戸競輪場で行われているモーニング７は16日（土）に最終日を迎える。決勝は梁島邦友（117期・茨城）が今期３度目のＶを目指して人気になる。ここでは残念ながら準決で失格に見舞われてしまった川口満宏（58期・東京）に話を聞いてみた。

　「やってしまった…と言うか突っ込まれた方なんだよね。これでS級点が…」と今期の頑張りが報われない結果となったが前を向く。

　「ちょっと前に再婚したんだよ（苦笑）。出会いはバイク仲間の集まりで。それがモチベーションアップにつながっているね。彼女にアシスト付き自転車を買ってあげて、今は一緒に練習をやってる。坂道などは彼女の方が早い（笑）。サイクリングも兼ねて色々な所に行っているのは楽しいね。年齢的にも基本的に短い時間の中で練習をしてるよ」とノロケながらも57歳にして元気一杯だ。

　「来年の３月に58歳になる。競輪人生のゴール地点は考えていなけど60歳になっても１、２班で走っていたい。それに同期の宮倉勇さん（千葉）さんが頑張っていて、いつもライバル視してくれるのも励みになっている」と来期からＳ級で最年長の走りに注目していきたい。

• 選手詳細データ

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  川口満宏 選手東京・58期